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当センターの医療について

さまざまな疾患の患者さんと向き合い、リハ医師のスキルを磨く
私たちが向き合う患者さんの疾患は、脳卒中、脳外傷や脊髄損傷、リウマチ、神経難病など広い分野にわたり、リハビリテーション専門医としての高度なスキルを積むことができます。中でも当センターは、県内でいち早く「高次脳機能障害」へのリハビリテーションに取り組み、その成果を学会も期待しています。
また、当センターにはさまざまな症例の小児も多く、千葉県における小児療育の中心的な役割も担っています。どの世代の患者さんに対しても「病気ではなく人と向き合うこと」を大切にした医療を目指しています。
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センター長からのメッセージ

千葉リハビリテーションセンター センター長 菊地 尚久

菊地 尚久
専門性と創造力を高め、患者さんの希望を叶える治療を

純粋にリハビリテーションの専門医として学んで来た方でなくても大歓迎です。それぞれが学び培ってきた能力をここで発揮いただくことで、より良い治療に結びつくと考えています。私自身も整形外科からこの道に進んできました。大切なのは、患者さんに寄り添い続ける姿勢。長期にわたるリハビリテーションの中で、障害のある方が声には出されていない希望、ご家族の願いを一つひとつ汲み取り、どのように治療を進めていくのが良いかを創造し続けることです。そのために、時にはスタッフの専門的考えを取り入れ、チームをまとめていく。そんな人間力も求められます。
研修医として門戸を叩く方にとっても、当センターは成人の脳卒中、脳外傷、脊髄損傷、運動器疾患などに加え、小児の症例も多く、また切断、義肢装具などの他ではなかなか得られない経験も積むことができます。ここで学び成長し、やがてはリハビリテーション専門医として、自分の故郷などで多くの方のために尽力したいという人も喜んで応援したいと考えています。

千葉リハビリテーションセンター での症例

・成人のリハビリ症例:脳梗塞、脳内出血、くも膜下出血、頭部外傷、外傷性脊髄損傷、切断肢、高次脳機能障害、パーキンソン病、ギランバレー症候群など
・小児のリハビリ症例:脳性麻痺、脳炎脳症後遺症、外傷性脳損傷、高次脳機能障害など
・整形外科症例:変形性股関節症、変形性膝関節症、関節リウマチ、骨折
・眼科症例:斜視など眼筋異常、弱視、屈折異常、白内障、緑内障、眼筋麻痺
・泌尿器科症例:脊髄損傷及び脳血管障害患者の排尿障害